
「カーセキュリティを付けた。これで安心だ」。
セキュリティシステムを装着するのは初めてという初心者ほど安易に考えがちだが、果たしてそれだけで大丈夫なのだろうか。全国に9店舗を展開しているプロテクタグループの代表、水谷氏にインタビューを行った。

「いかに優れたセキュリティシステムと言えども、ただ装着するだけでは片手落ちです。例えば、少しでも早く犯罪行為を察知し、未然に防ぐため、センサーの感度はできるだけ上げたい。しかし一方、駐車環境によっては感度が高過ぎると誤作動を起こしてしまうことだってあるんです。センサーの感度を極限まで上げたまま誤作動も起こさない、そういった相反することを可能にするのが専門店なのですね。専門店にてセキュリティシステムを構築してもらうことで、そのシステムの機能を120%使うことが出来るのです」。
水谷氏は専門店の強みをさらに語る。
「カーセキュリティに関する深い知識を持つ量販店はもちろん存在します。しかし、色々なカーグッズを扱わなければならないというお店の性格上、量販店がひとつひとつの商品知識を深く身につけることが難しいことも事実です。特にカーセキュリティは、必要な時には確実に作動=警告音を発し、それでいて必要のない時には一切作動しないという複雑な働きが要求される商品。しかも車両オーナーの駐車環境は千差万別です。さらに犯罪者の手口も年々巧妙化しています。そんな状況に対応すべく、防犯性能の高いシステムを半ばオーダーメイドのように取り付ける必要があるんですね。きっちり対応するというのは専門店だからこそ可能となるのです。
そんなカーセキュリティの取り付けに際し、プロテクタではどんなことに注意しているのか、具体的に尋ねてみた。
「当然ですが、配線を切られると機能しなくなります。それではセキュリティを装着した意味が全くない。だから配線は敢えて遠い距離を取り回してでも見えないようにしています。サイレンは手が届かない位置、見えない位置、さらに、音の抜けが良い位置を探して取り付けます。これらは車種ごとに違うので、本当にワンオフのような感覚です」。つまり、クルマのウィークポイントとなる部分を予め見極め、各センサーで重点的に監視することで車上狙いや車両盗難からクルマを守るのだ。
専門店の魅力として、カーセキュリティを取り付けた後のアフターフォローについても質問してみた。
「プロテクタでは、システム装着から6ケ月、1年、2年後に定期点検を無料で行っています。また、センサーの感度調整などは何度お越し頂いても無料です。より確実に、そしてより快適にカーセキュリティを使っていただきたいからです」。
さらに同グループでは「プロテクタ・セーフガード」というサービスも行っている。これはプロテクタでカーセキュリティを取り付けた後、万が一車両盗難にあった場合、ハードウェア代金+取り付け工賃を全額お還ししようというもの。施行内容に対する自信のほどを伺い知ることが出来る、専門店ならではのプライドが感じられるエピソードと言えるだろう。

クルマに低周波を当てて、そのクルマ特有の共振周波数を測定。共振の影響が少ない部分に振動センサーを取り付け、更にトリプルセンサーを装着して環境騒音や外乱による誤作動を防止している。これはプロテクタならではの工夫だ。

セキュリティの配線と悟られないよう、自動車メーカーが使っているものと同じテープで配線を束ねる。

クルマに傷をつけないようしっかり養生してから作業を開始する気配りも専門店ならでは。ちなみにこの傷防止のテープ、プロテクタがメーカーに発注した特注サイズなのだそう。

内装の各パネルを外して作業を行う。これは配線やセンサー類を極力隠したいため。場合によってはダッシュボードまで外して作業することも。

配線は様々な色や太さのものが用意されている。ただしこれは純正の配線と色を揃えるという意味合いではなく、インストーラーが配線を間違えないようにするため。作業の確実性をはかった工夫だ。

株式会社プロテクタ
代表取締役 水谷太郎氏
「愛車を守るためにカーセキュリティを装着する訳ですよね。確実そして快適に。特殊な分野であるからこそ自分にあった専門店を探して欲しいですね」と、最後にアドバイスしてくれた。
http://www.pro-tecta.com/